インプラントオーバーデンチャーについて
IMPLANT OVERDENTURE
インプラントオーバーデンチャーについて
IMPLANT OVERDENTURE
入れ歯についてお悩みを持っている方は、大変多いです。
お悩み
01
入れ歯がずれてしまって
ご飯を食べるのも一苦労
お悩み
02
口の形と入れ歯が合わず
すれてしまって痛くなる
お悩み
03
自然に笑いたいけれど
入れ歯が気になって笑いにくい
お悩み
04
人前で入れ歯が外れて
しまわないか、不安になる
お悩み
05
お手入れするのが
とても面倒
ないとう歯科クリニックにも、こうしたお悩みをご相談くださる患者様が数多く来院されております。
インプラントオーバーデンチャーは、2~4本ほどの少ない数のインプラントを埋め込み、上あごのなくなった総入れ歯をお口にしっかりと固定します。通常の入れ歯とは異なり、インプラントによってお口と入れ歯が連結されるため、入れ歯がずれることを防ぐことができるというなによりのメリットがあります。インプラントオーバーデンチャーは、歯が1本もない方を対象とした、新しいインプラント治療の術式です。従来のインプラント治療の術式では、歯が1本もない方がインプラントを埋め込もうとすると、埋入するインプラントの本数は10本ほどとなってしまい、体への負担、費用の負担がとても大きくなるという課題がありました。しかし、インプラントオーバーデンチャーなら、2~4本という少ないインプラントで、総入れ歯を支えることが可能となるのです。
かつては、歯が1本もない人にとって、インプラント治療は大変身体的負担の大きい治療となっておりました。なぜなら、10本近くのインプラントを埋め込まなくてはならないからです。しかし、近年は、インプラントオーバーデンチャーの登場によって、負担の軽いインプラント治療という、とても身近なものになったと言えるでしょう。また、インプラントオーバーデンチャーは、通常のインプラントに比べて安価です。通常のインプラントであれば、たくさんのインプラントを埋め込むことになってしまい、非常に高額になりますが、インプラントオーバーデンチャー4の場合、埋め込む数が2~4本となるため、はるかに安価に抑えることができるのです。さらには、インプラントを埋め込むには歯茎の骨がある程度しっかりしている部分である必要がありますが、インプラントオーバーデンチャーなら、埋め込む場所を工夫することができるため、治療可能性が大幅に上がります。インプラントは困難だという診断をされたことがある患者様にも、インプラントオーバーデンチャーによる治療であれば可能の場合もございます。
上記のお悩みをお持ちの方、
インプラント
オーバーデンチャーに
ご関心がある方は、
ぜひ一度、ご相談ください。
POINT
01
総入れ歯で噛む力は、天然歯の25%〜35%と言われます。そのため、固い物を噛むことが難しく、食事に支障が出てしまうケースも多いのですが、インプラントオーバーデンチャーならば、自分の歯で噛むようにしっかりと噛むことが可能になります。
POINT
02
すべての歯茎にインプラントを埋め込もうとすれば、大変高額な治療費が必要となってしまいますが、インプラントオーバーデンチャーであれば、埋入するインプラントの本数が少ないため、費用を大幅に抑えることができます。
POINT
03
通常のインプラントであれば、片顎で10本程度は埋入が必要ですが、インプラントオーバーデンチャーではたったの2~4本の埋入で済みます。さらにサージカルガイドを使用することで、体にかかる負担を大幅に軽減することができます
POINT
04
インプラントオーバーデンチャーは、非常に構造がシンプルです。入れ歯部分にトラブルが起きた時でもすぐに修理が可能です。さらには、構造がシンプルであることで治療期間の短縮が可能となる上、治療の確実性は高くなります。
POINT
05
総入れ歯では、入れ歯に厚みがあり、人によっては見た目を気にしてしまうことがあります。インプラントオーバーデンチャーは、歯肉のラインやボリュームの回復が可能となるため、美しい口元を作ることができます。
インプラントオーバーデンチャーは、患者様ご自身で取り外しすることが可能なため、ご自宅で簡単にお手入れをすることができます。歯磨きの際、インプラントの周囲や入れ歯に付着した汚れをきれいに落とすことによって、常に清潔な状態を保つことができます。
インプラントオーバーデンチャーを含め、インプラントの治療には、インプラントの種類や埋入角度、埋入する位置などを適切に決めるため、十分な診査をする必要があります。そのため、当院では、患者様おひとりおひとりに適した治療計画をつくるため、丁寧にカウンセリングを行っております。カウンセリングによって患者様の状態や意向を理解するだけでなく、患者様ご自身が「どのような理由で、どのような治療をするのか」について理解していただけるようなご説明も大切だと考えております。ご説明を通し、理解を深めていただき、ご納得いただいた上で、治療を進めていきます。
患者様のお悩みやご希望を伺い、治療に対する不安や疑問に丁寧にお応えしていきます。その中で、どの治療法が適切であるかを患者様と医師とですり合わせていきます。インプラントオーバーデンチャーをご検討の場合は、そちらに留意して検査に進みます。
患者様の歯や歯肉の状態、神経・血管の走行、顎の骨の形状・質など、お口全体を精密に検査していきます。外科的な手術となるため、上下の歯型レントゲン撮影だけでなくCT撮影で細部を検査し、治療計画に反映します。その後患者様だけでなくご家族の方にも今後の治療計画をご説明させていただきます。
治療計画を立て、患者様がインプラントオーバーデンチャーを選択なさった場合、サージカルガイドの作成に入り、事前にインプラント埋入部位を決定します。
事前に計画した部位に埋入するため、サージカルテンプレートを使用してインプラント埋入手術を行います。
その後現在使用していただいている義歯を使用して、その日の手術は終了です。下あごの場合約30分~45分で埋入処置は終わりとなります。
インプラント埋入から2か月後、患者様のお口にぴったり合った入れ歯を作成いたします。型取りをし、入れ歯が完成したら、装着して治療は終了となります。
治療が終了しても、実は、本当に大切なのはそこからのメンテナンスです。メンテナンスは、治療後の病気やトラブルを防ぎ、インプラントや総入れ歯を長期的に機能させるために行います。メンテナンスを怠ってしまうと、せっかくの治療も最大限の効果を発揮しなくなってしまうかもしれません。定期的なメンテナンス(クリーニングや噛み合わせチェック)の重要性についても、カウンセリング時にきちんとご説明させていただきます。